著書紹介

<単著>

■ フリップ 課題解決のための自由な視点や考え方を手に入れよう

伊藤 保 (著)
ブックトリップ社(2021)

「それって、会社の問題だよね?」

炎上するキックオフ・ミーティング……。プロジェクト・リーダーはいったいどうやって、メンバーのやる気を高め、会社から与えられた課題を解決していったのか?

社会課題解決や組織開発を可能にする『ポジティブデビアンス(PD)』アプローチと、みんながフラットな関係性で話し合いをすることができるファシリテーションの道具箱『リベレイティングストラクチャー(LS)』の2つの方法論を軸に、これらが企業での課題解決で実際にどう使われているのかを解説しています。

ストーリーで楽しく学べるビジネス・ライトノベルとして読むことができます。

 

<共著>

■ 図解 組織を変えるファシリテーターの道具箱 働きがいと成果を両立させるパワーツール50

森 時彦 (著, 編集), 伊藤 保 (著), 松田 光憲 (著)
ダイヤモンド社(2020)

組織開発や社会課題解決に取り組むときには、現場で課題に直面している人たちを巻き込んでいくファシリテーションは必須です。
そのためには、リベレイティングストラクチャー(Liberating Structures:略して、LS)が、フラットな関係で話し合いができるようになる、非常に有用なファシリテーターの道具箱になります。

本書では、公式リリースされている33のLSツールのうち、組織開発や社会課題解決の現場で特に有用なツールと実際の使用例などを厳選して紹介。また、LSの世界動向やLSツールを組わせるコツ、オンライン会議でのファシリテーションなど、実践的な内容も書かれています。

さらに、近年話題になっている「ティール組織」として日本で唯一紹介されている「OZ Vision」で、どのようなファシリテーションが行われているかも、共著者から数多く紹介されています。

職場や地域を良くして、働きがいと成果を両立したい人に、お薦めの一冊です!

 

<寄稿>

■ Leadertrip Log - Inspiration and Exploration for Current and Future Leaders

Anja Ebers (著, 編集)
lulu.com(2021)

初めて英語で寄稿した書籍です。
「Leadertrip Log」は、世界中のリベレイティングストラクチャー(LS)実践者からのナラティブを通じて、リーダーシップを発見するためのワークブックです。
「Theory as a Mirror」というタイトルで、OpExオフィス代表・伊藤保のリーダーシップについてのナラティブを寄稿しています。

 

■ 書評『POSITIVE DEVIANCE(ポジティブデビアンス)』

国民経済雑誌 第224巻第6号(2021)

『国民経済雑誌』は、1906年(明治39年)に日本で最初に創刊された経済学・経営学の学術雑誌です。
この書評では、PDアプローチの紹介と書籍『POSITIVE DEVIANCE(ポジティブデビアンス): 学習する組織に進化する問題解決アプローチ』の内容をビジネスで活かすためのポイントを解説しています。

 

<執筆協力>

■ プロフェッショナル リーダーシップ (BBT大学シリーズ)

森 時彦 (著), キャメル ヤマモト (著), 大前 研一 (監修), ビジネス・ブレークスルー大学 (編集)
東洋経済新報社(2016)

OpExオフィス代表・伊藤保が支援したスポーツ自転車専門店(Y's Road)での取り組みが紹介されています。

<掲載の概要>
第4章 プロフェッショナル・リーダーを目指す君がすべきこと
P.241 問題解決プロセス-問題を構造的にとらえて課題を設定する

 

■  POSITIVE DEVIANCE(ポジティブデビアンス): 学習する組織に進化する問題解決アプローチ

リチャード・パスカル (著), ジェリー・スターニン (著), モニーク・スターニン (著), 原田 勉 (翻訳)
東洋経済新報社(2021)

本書では、世界中の困難で厄介な社会課題解決へのポジティブデビアンス(PD)・アプローチの適用事例が紹介されています。また、僅かですが海外の企業での課題解決・組織開発への適用事例も紹介されています。

しかし、企業での課題解決・組織開発でPDアプローチを適用する際の実際のところは、原著に記述がありません。そこで、OpExオフィス代表・伊藤保がこれまでに日本でPDアプローチを使った経験や知見についてのインタビューを受け、「訳者解説 PDのビジネスへの応用」でご紹介いただいています。